コモンビートは、情熱と感受性を育て創造活動を通じ互いに学び合う「共育(共に育む)」活動を行う、教育・人材育成の特定非営利活動法人(NPO法人)です

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2005年5月 6日

第7回ワークショップ「イメージふくらまそう☆−映像の魅力を探る旅−」

3月29日(火)五反田文化センターにて第7回ワークショップ「イメージふくらまそう☆−映像の魅力を探る旅−」を行ないました。
映像の持つメッセージとは。映像に託された作者の思いとは何か。ワークショップチームで題材をよりすぐり、3部構成でこのテーマを考えてみることにしました。

まず第1部は「世界のCM編」。いくつかのCMの中で、アディダスのCMに意見が集まりました。それはいろんな人種の人、職業の人が次々とサッカーボールで遊ぶもの。蹴る人もいれば服の中に入れる人もいます。そして最後には川にぽつんと落ちてしまうのですが、「これは環境問題を言いたいんだ」という意見もでれば、「川に落ちたことでサッカーボールのこれからの運命を暗示しているんだ」という意見が出たりと、さまざまな角度からの視点がありました。

第2部は「岸辺のふたり」というアニメーション。作品はたったの8分で台詞は全くなく、音楽と映像だけでストーリーが展開されていきます。この8分の中に父を待ち続ける主人公の女の子の一生が描かれているのです。見終わった後、誰もが切ない気持ちになりました。「自転車があらわすものは人生だったんじゃないか」「お父さんはなぜ帰ってこなかったのか」など、熱い意見が繰り広げられました。この作者が伝えたかったものは「日常に潜むひそやかだけど強い願い」だそうです。その主題を聞き、また考えさせられました。

第3部は「jam film」というショートフィルムから2作品を取り上げました。15分ほどの短いストーリーです。その短い中に話のキーとなるネタががたくさん隠されていました。作品の1つに「ジャスティス」という作品がありました。女子の体育の授業を見る男子生徒。その男子生徒の授業はなぜかポツダム宣言。女子生徒のブルマは4色に分かれています。見ている皆はいろんな考察をしながら見ていたようです。

開催日がミュージカルの公演の間だったため、参加人数は少なめではありましたが、その分お互いの意見がシェアしやすく密度の濃い内容になりました。

以下は参加者、旗本康雄さん(ぞうさん)からの感想です。
面白かった。ショートフィルム自体よりもみんなの感じ方が。 同じ環境で同じもの見てても全然感じ方が違う。 ひねくれた見方も面白い。 何でそんな風に観るんだろうって思う意見もあった。
俺はどちらかといえば、一生懸命考えながら見てた気がする。作者の意図を。 普通の状態なら何も考えずに見てるだけのようだった気がする。 でも今回のフィルム(特にCM)は、考えさせるより感じさせるものだと思う。 そう、「感じられる感性」こういう感覚を磨きたいと思った。


レポート:濱本芽里(めりめり)