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2004年12月 2日
第2回ワークショップ
第2回ワークショップ・ゲスト講演「これで満足できるかな」
2004年10月14日(木)、コモンビート第2回ワークショップが青山生涯学習館にて開催されました。ゲスト講演者は“bakuさん”こと佐々木達也さん。広告のコピーライターであり、ライブハウス(※)のオーナーであり、本の編集を手がけ、音楽にも造詣が深い、という多才な方です。講演のテーマは「これで満足できるかな」。2週間後にミュージカル本番を控えたメンバーにとって、ぴったりのテーマとなりました。
長年、広告関連のお仕事をしてきたbakuさん。いつも「テーマをくれる人に120%返したい」と考えるのだそうです。自分が書いた広告コピーで、商品を本当に買ってもらえるのか。どれだけ悩んでも答えは出ません。それでも仕事をくれる人、その向こう側にいる人への責任を感じ、「これで満足できるかな」と自身に問い続けているのです。
そのために「自分が体験したことしか書かない」と決めているそうです。初めて広告プロダクションでキャミソールのコピーを書くことになった時、bakuさんは実際に着てみたそうです。それが言葉になります。オーディオ関連の書籍編集を依頼されれば、借金してまでもオーディオ機器を購入しました。質の高いものを作るために、何を体験するか、何を着るか、何を食べるかにまで考えをめぐらせます。
様々な体験をクリエイティブに活かしているbakuさんだからこそ、周囲はあらゆる依頼をしてきます。今は自分のことを「駆け込み寺のオヤジ」と呼んでいるそうです。「一人では何もできないけれど、bakuに頼めばどうにかしてくれると思ってくれる人がいる。そういうところに人間関係がある」と語っていました。今のテーマは「マルチでいること」。いつも半歩先ぐらいにアンテナを張り、人としての共感を重く考えていくと、いいものができるのだと言います。
ミュージカルに出演するメンバーに対しては「仲間をリスペクト(尊敬)し、演出家をとことん信用すること。ミュージカルは一人で成立しないのだから、常に仲間を意識する気持ちが大切だ」というアドバイスをいただきました。「あなた達の舞台が誰かの人生を変えるかもしれないことを考えて」という言葉には、身が引き締まりました。
講演の最後には質疑応答がありました。その中で「仲間とのコミュニケーションの難しさを感じている」という参加者の発言がありました。bakuさんの答えは「まずは自分の考え方、スタイルを発信していく。そこからぶつかり合いが始まる。ぶつかりを避けていてはコミュニケーションはない」という力強い言葉。bakuさんが人や物と関わる時の姿勢について、過去の話も交えて語ってくださいました。
初めてゲストを迎えてのワークショップ。コモンビートと同様「メッセージを伝える」ことを目指してきた先輩の言葉は、メンバーそれぞれに力を与えてくれました。
※bakuさんが経営する「オーディオ&ライブ 音楽室」のウェブサイトはこちら
(レポート:きたむ〜)
参加者の感想から
▼実生活にあるお話で、とても理解しやすかったです。これから私が何をやっていこうか、どう生きていこうか、とても前向きに考えられるヒントをいただきました。かっこいい大人になります。ありがとうございました。
▼人生一度きり。いろんな経験しなくてどうする!って改めて感じました。そして、何があっても揺るがない自分でありたい、と強く思いました。
▼私は今、20歳です。これから少しずつでも、学んで20歳のうちにいっぱい挑戦して、無理をして、いろんな人やいろんなことにもまれて、大きく成長していきたいと思いました。もっともっと自分を突き詰めていこうと思います! 自分に自信を持って、物事に向き合っていこうと思います!

