8月2日。炎天下の昼下がり、
不安と期待を胸に、額に大粒の汗を浮かべた109人が荒川区の体育館に集まりました。
この日は、ただの練習日ではありません。
本番にそれぞれがどういう役割で舞台に立つかが決まる、「配役発表」の日なのです。
自分の所属する「大陸」、ダンス、シーン。
オーディションからドキドキの一週間を経て、それらがついに発表されるのです。

練習開始の集合時間に、大陸リーダーと呼ばれるミュージカルのプログラムスタッフの4人が突如、とんでもなく横長の旗を持ってキャストの前に現れました。
あ然とした表情で彼らを見守る私たちキャスト。
と、そのとき、4色の布を繋げた旗が裏返されました。
各色の布には無数のカードが貼り付けてあります。
なんと、そのカードは109人分の名前が記入してあり、カードが貼り付けてある布の色が、自分の所属大陸なのです!

暫くのどよめきのあと、総合演出を務めるチュソンによって、ストーリーのなかで重要な役割を果たす「権力者」や「国境警備隊」、ソロシンガーになったメンバーが発表されました。
キャストの名が呼ばれるたびに起こる、歓声や驚きのため息。
その後、出演シーンや踊るダンスの一覧がが体育館の壁に張り出され、キャストは自分の名前を探し、見つけ、思い思いの表情で仲間と報告し合いました。
どの大陸になっても、どのシーンに出ることになっても、ひとりひとりがショーを構成する、欠かせないパズルの1ピース。私は気持ちを新たにし、与えられた役割を全うすべく、これからの3ヶ月間頑張ることを、心の中で誓いました。
配役発表が終わると、キャストは自分の所属する「大陸」ごとに集まり、大陸メンバーの初対面です。
それぞれの抱負や意気込みを発表しながら、大陸色の毛糸玉を次々にパスして思いのこもった網をつくっていく「ウェビング」を行い、これからの3ヶ月間に思いを馳せました。


初めての大陸ダンスと、初めてのシーン練習は、2回目の練習であるにもかかわらず予想外に盛り上がり、11月の公演の大成功を予感させるには十分な意義ある1日となりました。

そんな一日の最後は、本番当日の自分に向けた手紙を書く時間。
100日後の自分は、今よりどれだけ成長しているだろう?
どんな思いで本番を迎えるのだろう?
一人一人が、改めてここに参加した理由などを思いながら、
今の自分と100日後の自分に向き合いました。

10期コモンビートはまだまだ始まったばかり。
目標を高く持って、このすばらしい仲間たちとともに学び合い、歩んでいこうと思います。
中林信人(のぶお)
投稿者: COMMON BEAT 日時: 2008年8月 2日 13:11 | このレポートのURL


