コモンビートは、情熱と感受性を育て創造活動を通じ互いに学び合う「共育(共に育む)」活動を行う、教育・人材育成の特定非営利活動法人(NPO法人)です

代表理事/総合演出 韓朱仙のコラム
コモビコラム

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2007年8月 9日

Vol.81「掴む」より「離す」のが難しい

8月2日、国際フォーラムで行われたクーペ&Shifoライブを見に行った。
クーペさんは先日、テレビ番組「アンビリバボー」でも紹介されたアーティスト。2年前、脳梗塞で右半身不随になった。
去年の10月、復活ライブがあった。まだ右半身が自由に動かせなくて、言葉もあまりよく聞き取れなかった。舞台に出てくる一歩一歩を慎重に見守った記憶がある。

約10ヶ月ぶりにクーペさんを見た。
すごい!
すたすた歩いている!!

ふとお見舞いに行ったときの記憶がよみがえった。彼が右半身をリハビリする姿をみて気が遠くなった。
コップをつかむ、離す、コップを押す、引く・・・何度も何度もやっている。
持てない、離せない、押せない、引けないのだ。

「掴む」より「離す」のが難しいと言っていた。人生もそうだなって言っていた。

半身不随になった体を復活させるためのリハビリは、「かたつむりが富士山に登るようだ」と言っていた。
本当に見ていて気が遠くなった。
そんな大変な時期のクーペさんを知っているだけに、今日の元気で力強い姿がとってもうれしかった。

必ず復活して舞台に立ってみせるぞ!という気合いと意欲がクーペさんをあんなに早く復活させたのだろう。
信念ってすごい。

クーペさんにたくさんの勇気をもらった。
ありがとうございました!!!